新米・有機JAS認定のコシヒカリ。完全無農薬、化学肥料無しで、お米の美味しさが凝縮しています。

無農薬・有機栽培米コシヒカリのおすすめポイントはココ!

コシヒカリ精米 ■無農薬はお米のおいしさが違います。
■無農薬・有機農法と慣行農法では、土が根本的に違います!
■無農薬だから安全です。小さなお子様からお年寄りまで安心して召し上がれます。
■まだまだ無農薬米は希少です。でも確実に人気が拡がっています。

無農薬・有機栽培の有機米や農産物が注目を集めています。

最近では、健康志向から食物の安全性を問われることが多くなりました。
特に震災以後「食の安全」への意識は確実に高くなっており、
農産物では「無農薬」「有機栽培」に消費者の目が集まっています。
それに応じるように、スーパーの店頭などで無農薬・有機栽培の野菜や無農薬・有機米として販売されている商品を見かけることも多くなりました。

最近ではお米の美味しさも科学的に解明されています。

日本一のブランド米「コシヒカリ」が、これほど日本人に愛されるお米になった理由は、やはりその味にあります。
コシヒカリは成分バランスがとても良く、米粒がそろっていて、粘りがあり、炊いた御飯には光沢と香りがあり、噛むと甘みが口の中に広がる日本人好みのとても美味しいお米の品種です。
コシヒカリ炊きたて コシヒカリの米の主成分は水分、タンパク質、脂質、ミネラル、でんぷんですが、この中でも美味しさを左右するのがでんぷんとタンパク質です。
でんぷんはアミロースとアミロペクチンという二つの成分があり、このうちアミロースの含有値が少ないほど粘りがあって美味しいと言われています。
コシヒカリはアミロース値は17%、普通米ならば20%前後。
しかも無農薬・有機米は自力で育っているので、より美味しさを感じ取れます。

無農薬・有機農法と慣行農法。その土の違いに注目です。

慣行農法は、まず市場ありきで売れるものを大量に作るという前提がありますから、化学肥料や合成農薬の使用、作業の機械化を図り、効率的に売上を上げていく必要があります。
しかし、長年に渡って化学肥料ばかりを使い続けると、自然の生態系に悪影響を与えることが次第に解ってきました。有機物が不足しはじめ、土の中の微生物が減少していくのです。

やがて、無機質を好む嫌気性生物の細菌が土中に繁殖しやすくなります。
そうなると植物は病気にかかりやすくなり、対処のために農薬の使用を増やさざるをえなく、ますます環境を悪化させるという悪循環に陥ってしまうようになっているのです。
無農薬・化学肥料を無しにして、もとの土壌に戻すのには何も作らずに3年から5年はかかるとも言われています。

対して無農薬・有機栽培の米は、農薬や化学肥料を一切使用しません。完全無農薬です。
自然の肥料(厳選された有機質肥料=堆肥、米ぬか、魚粉、油粕など)だけで土に栄養を与えるので、土が生き生きし、農薬や化学肥料を使わなくてもお米が豊かに実るようになります。

作家・栄養士の丸元淑生氏は「百姓になりたい今関知良著」のなかで、
百姓になりたい今関知良 「無農薬・有機農業は栄養学の立場からいえば、作物が台地から吸い上げた30近い必須ミネラルを全部大地に戻してあげる農業である。植物にとっての必須ミネラルは動物にとっても必須ミネラルなので、われわれがそれらを過不足なく適量摂るには、無農薬・有機農業による作物を食べなくてはならない。
と記されています。

では、そんなに良いのならば、なぜみんな無農薬・有機栽培をしないのでしょうか?

その理由は簡単です。無農薬となると手間ひまが相当かかります。
雑草や害虫駆除するにも農薬は使いませんから労力も時間もかかります。
しかも、無農薬・有機栽培は大量生産できない、安定した供給量を約束できない、形が整ってないなどを理由に、大手流通市場に出すこともなかなかできません。
生産者は、収入面でもわざわざ手間暇かかる無農薬・有機栽培より、安定してお金になる慣行農法に頼らざるを得ないわけです。

お米は毎日食べるものだから、安心して食べられるものを。

もちろん慣行農法で作られたお米を食べてもカラダに影響はないとされています。
一時期、残留農薬など問題にはなりましたが、今では農薬などのチェック機能もしっかりしていて通常のルートで購入するものに関しては問題ないと言えるでしょう。

ただ、農薬の中には人体に影響を与えるものがあるのもの事実で、取扱等は相当厳しく規制されています。
また、科学的には解明されていなくても、土の状態や畑や田んぼを取り巻く環境からの影響などは長期にわたって調査されないと何とも言えないのも事実だと思われます。

農法の違いによるお米の比較 農家の多くが、商業出荷用と自宅消費用とで畑を変えているという話もよく聞きます。そういう事を考えても、できれば無農薬・有機農法で作られたものを食べたいと誰しも思うことでしょう。

←慣行農法と無農薬・有機農法で作られた米を3年おいたもの。農薬の影響があるのかも知れませんね。

まだまだ希少な無農薬・有機農業。日本ではわずか0.6%

近年、農家を継いだ2代目層や都会から移り住んでこだわり食材をつくっている人達を中心に無農薬・有機栽培に取り組む農家が増えてきています。しかし、その数はまだまだ少なく、無農薬・有機栽培で作られた作物はたいへん貴重だと言えます。

世界的に見ると無農薬・有機農業の割合は高くなってきており、無農薬・有機農家は増加の傾向にあります。
最も無農薬・有機農業のシェアが高いのはオーストリアの10.3%であり、
これにスイス、フィンランド、スウェーデンなどの6〜8%が続きますが、
ここ10年で5倍という伸び率を示しています。
しかし、日本は0.6%、米国は0.2%にとどまっています。

JAS認証、完全無農薬「有機栽培米コシヒカリ」

コシヒカリは適正地が広く、比較的どこでもある程度の品質の良い食味のお米が生産でき、味も日本人好みの味で人気の品種であるため、現在では日本全国の約1/3以上を占めています。

ちなみに「コシヒカリ」や「ひとめぼれ」などのブランド米なら全国どこで栽培されたものでも同じ味かというと、実はそうでなく、やはり土壌、環境、気候、そして作り手によって味は大きく変わってきます。

さらに、無農薬・有機栽培米コシヒカリとなると生産者も少なく、市場に出てもすぐに売り切れるなど、常に高い人気を誇っています。そのためか、一時期、一部の販売店やネットショップなどで、「無農薬」「有機」などと称して、実は無農薬・有機栽培とは言い難いものを売っているということがありました。

みなさんは、この「無農薬」「有機」という言葉は、数年前にJAS法が改正されてから軽々しくは使えない言葉になっているのをご存じですか?

つまり「無農薬」「有機」という言葉は、JASの認証を正式に受けたものしか使えないのです。
微量でも化学肥料が入っていたら商品名に「無農薬」「有機」という文字は使えません。
仮に微量でも化学肥料が入っていて、無農薬・有機栽培品などと銘打っていたら JAS法に反するため、生産者や加工業者などは罰せられるのです。

このJASの認証を受けるには、生産者自身が数10ページにもわたる書類を作成し、厳しい審査を受け、認定機関に認証してもらわなければなりません。

仮に生産者が「よしっ!無農薬・有機栽培米を作ろう!」思っても、今年の作から有機肥料だけで栽培しても無農薬・有機栽培とはなりません。
なぜなら、前作まで使用していた化学肥料が土壌中に残留しているからです。
そのため土壌中の化学肥料がなくなり、JAS認定もらって初めて「無農薬・有機栽培」という文字が使えるようになるのです。
ちなみに土壌中の残留化学肥料がなくなるのは、田んぼだと、だいたい3〜5年はかかると言われています。

土壌が自然の安全な状態になり、完全無農薬、化学肥料一切なし、さらに審査に通り認証を受けて初めて「JASマーク」を付けて販売することができるのです。
つまり、本物の無農薬・有機野菜や加工品を手に入れたければ、“有機JASマークを探せ!”ということなのです。

気高オーガニック倶楽部、梅実一夫氏の無農薬・有機米コシヒカリとの出会い

無農薬・有機栽培の第一人者で、鳥取県鳥取市気高町で気高オーガニック倶楽部を主宰する梅実一夫氏が栽培する無農薬・有機米「コシヒカリ」を紹介します。

有機JAS認証コシヒカリのちらし梅実一夫氏を知ったのは、約3年前の秋、一枚のチラシからです。 まだまだ手に入れにくい、無農薬・有機JAS認証のコシヒカリを探していたところ、このチラシを見て、しかも価格の手頃さに引かれました。

有機JAS認証の無農薬・有機米「コシヒカリ」は、その希少性と生産コストがかかるため、通常のお米に比べるとたいへん割高です。しかし、梅実一夫さんの気高オーガニック倶楽部で販売されている有機JAS認証の無農薬・有機米「コシヒカリ」は、そのなかでもたいへん良心的な価格設定で、その魅力につられまず試しに2kgを精米で購入しました。

注文を受けてから精米されるので、届いたお米は新鮮そのもので、さっそく食することにしました。すると炊きあがったお米の美しさにびっくり。米が立つという表現がよくありますが、まさにそんな感じ。ほどよい粘りけがあり米粒の一つひとつに艶があり、美味しさは容易に想像できました。

食した感じは「何も言うことがない!」という感じでしょうか、久しぶりに旨い米を食べたというのが実感です。

さっそく追加で無農薬・有機米「コシヒカリ」10kgを購入。もちろん家族も大満足です。ところがその10kgも消化し、次に注文しようとしたところ、なんと完売とのこと。これはまずいとネットで色々探しましたが、扱っているところも少なく、しかもやはりすべて完売の表示が。

コシヒカリ直送便 「そうか・・・あれだけ美味しいお米だから仕方ないか」とあきらめ、次年度の新米時には早々に予約しようと思ったしだいです。

そして次年度の夏、年間予約が出来ると知ってさっそく申込みました。それ以後我が家では毎月新鮮な有機JAS認証の無農薬・有機米「コシヒカリ」が送られてきています。美味しさは言うまでもなく、どことなく家族みんなが健康になったような気もします。

梅実一夫氏の有機JAS認証無農薬・有機米「コシヒカリ」とは

そういうこともあって、色々と梅実一夫氏の事、気高オーガニック倶楽部の事、そして無農薬・有機米「コシヒカリ」の事を調べてみると、じつに多くの事を学ぶことができました。

梅実さんが有機栽培=無農薬栽培に取り組んだきっかけは、家業の花を栽培している頃、仲間4人が農薬に侵され亡くなったのを目の当たりにしたことだそうです。 さらにもう一つの理由は、娘さんのぜん息をなんとか直したいということでした。 結果、根本原因は食べ物にあるという結論から、平成元年から無農薬の米作りに取り組まれたのです。

有機JAS認証農地 梅実さんは、水稲(すいとう)本来の抵抗力を活かすため、EM菌(有機微生物群)による土作りを行い、完全無農薬での栽培を実現されています。

EMとは、Effective(有用)Microorganisms(微生物群)の略語で、 "共存共栄する有用な微生物の集まり"という意味です。

EMは特殊な微生物ではなく、自然界に生息分布している微生物の中から、自然界を浄化する働きや物質の生合成を行う働きを持つ有用な微生物を、人間の手によって培養させた複合微生物集団を培養液としたものです。

土が生き生きし、農薬や化学肥料を使わなくても作物が豊かに実るようになります。 抗酸化力が強いので、ものが腐ったり病気になったり するのを防ぎ、汚染物質を分解する力もあるので、環境問題の解決にも役立ちます。

さらに鳥取の豊かな自然で生産される良質な堆肥、米ぬか、魚粉、油粕などをEM菌で発酵させたEMボカシ肥料を投入することで、無農薬・有機米「コシヒカリ」の食味は一層向上します。

最もやっかいな雑草駆除も高精度水田除草機を使ってのほぼ完璧な除草技術を開発されています。除草剤は勿論の事、その他の農薬や化学肥料も一切使わず、「安全」「安心」にこだわった無農薬・有機米「コシヒカリ」を提供されています。

収穫した無農薬・有機米「コシヒカリ」は玄米の状態で年間通して低温貯蔵庫に保管されます。注文があるたびに精米するため、常に鮮度を保ち味の変わらない配慮がされたお米が届くのです。

九州大学農学部教授の伊藤正一氏は、梅実さんの取り組みに対してコメントを寄せられています。

「安心して食べられる最高品質のもの、しかもそれが手頃な値段で買える。これが私達の常に求める食べ物でありましょう。 農薬を一切使わない高度な技術、有機JAS認定を獲得するほどの熱の入れようは、将来を見据えた日本農業のあるべき真の姿です。 そこには国際紛争の谷間で消費者の心を「我が師」としながら、力強く生きる、造る人の魂が感じられます。 それはまさに世界をリードするものであると確信しております。」

有機栽培の視察 まだまだ無農薬・有機農法に本格的に取り組む生産者さんは少ないですが、梅実一夫氏のもとには全国からたくさんの生産者が学びにやって来ます。なかには、弟子としてその農法を学びたいという若者もいて、実際に気高オーガニック倶楽部で修行の日々を送っているそうです。

また、梅実さんはその無農薬・有機農法を広めるべく、講演活動も活発に行われています。今では全国の自治体や農業団体からの依頼も多く、「食の安全」のために積極的に動いておられます。

講演中の梅実一夫氏 前述した伊藤教授の言葉「安心して食べられる最高品質のもの、しかもそれが手頃な値段で買える。これが私達の常に求める食べ物でありましょう。」 この言葉こそ、家族を思う我々世代の食生活や時代を担う子供達の食生活にあてはまる言葉でしょう。

ぜひ、有機JAS認証の無農薬・有機米「コシヒカリ」を食べてみて下さい。精米・玄米どちらも購入できます。
「食の安全」「食育」を考えながら健康的で美味しい食生活を送りましょう!

マメ知識!お米の買い方。銘柄米の産地表示米と生産者からの直接買い

新潟産コシヒカリといえば、コシヒカリの中でも特に有名ですが、これは新潟県全域の田んぼで摂れたコシヒカリをブレンドしたものを言います。 そして、新潟県魚沼産コシヒカリならば、新潟の魚沼という地域の田んぼからのコシヒカリのブレンド米となります。

新潟県南魚沼産コシヒカリといえば、魚沼の中のさらに限定した南魚沼という地域の田んぼからのコシヒカリをブレンドしたもの。 さらに絞って、南魚沼郡大和町産コシヒカリとなると、南魚沼郡の大和町というさらに限定した地区の田んぼから収穫されたコシヒカリのブレンド米を言います。

地域がどんどん限定され、せばめられた地区からのブレンド米の方が、美味しいことは言うまでもありません。もちろん、絞ればしぼるほど価格は高くなります。 このことは新潟に限らず、日本全国どこでも同じことです。 例えば、政府が備蓄している「備蓄くん」というお米は、日本全国から集められたお米がブレンドされたものです。

有機JAS認証コシヒカリ スーパーやお店でお米を買うときには、何県の何地域産なのかというところにも注意して銘柄を選ぶのが良いと思います。 それに比べ、生産者自身がネットで販売していたり、生産者から直接おくられてくるショップは、その手間が省けて明確です。

私どものお薦めのショップは、ここ→鳥取いまむらファームもちろん、気高オーガニック倶楽部の無農薬・有機米「コシヒカリ」を販売されています。ショップ名は違いますが、同じ鳥取県の梅実さんの友人が運営されており、気高オーガニック倶楽部から無農薬・有機米「コシヒカリ」が直接送られてきます。
無農薬・有機米「コシヒカリ」は2kgから5kg、10kg、そして年間契約にも対応して貰えます。 ぜひ、一度無農薬・有機米、有機JAS認証の「コシヒカリ」を食べてみて下さい。